【SBM実践ログ】「帰りたくない!」と公園でギャン泣き…。泥沼の戦いを救った、たった一つの「共感」の魔法

こんにちは、たこさん先生です!🐙✨

普段はSBM(セキュア・ベース・メソッド)の理論をお伝えしていますが、今日は少し趣向を変えて、私の「リアルな育児奮闘記」をシェアしたいと思います。

テーマは、全親御さんの共通の悩みであろう「公園からの帰り際」です。

「まだ遊ぶ!」「帰りたくない!」 楽しい時間が終わる時、子どものグズグズスイッチが入ること、ありますよね。

先日、私も4歳の息子と公園に行った時、まさにこの「帰りたくない攻撃」に遭遇しました。 アラームを使ってもダメ、説得してもダメ、最後は抱っこで強制連行…からのギャン泣き。

以前の私なら、ここでブチ切れて「もう二度と連れてこないよ!」と怒鳴っていたでしょう。 でも、今回は違いました。

SBMの「心のモード」を意識することで、涙と鼻水でベロベロになりながらも、最後は息子が「うん」と頷いてくれたのです。

その時、私が具体的にどう動いたのか? リアルな実況中継をお届けします!


戦いの始まり:空腹の限界と、通じない理屈

その日は休日。私が付き添いで、息子は公園で夢中で遊んでいました。 お昼を過ぎ、私のお腹の虫が鳴き始めます。「お腹減ったなぁ…」。

ふと見ると、息子も少しご機嫌斜め。どうやら彼もお腹が減ってきて、眠気も混じり、少し意固地になっている様子(SBMでいう「生理的SOS」の状態)です。

私は声をかけました。 「帰ってご飯食べよう。ママが作ってくれてるよ」 「いったん食べて、またお昼から来ようよ」

しかし、返ってくるのは「や~だ!」の一点張り。 理屈で説得しようとしても、遊びに夢中な4歳児には届きません。

ここで私は、作戦を変更しました。


SBM実践①:環境設計(アラーム)と、正直な気持ち(Iメッセージ)

まずは【モード② 環境設計】です。 言葉だけでは伝わらないので、「音」で区切りをつけることにしました。

そして、親の権限で命令するのではなく、私自身の「本当の気持ち(モード①)」を正直に伝えました。

「あのね、パパはもうお腹がペコペコで、どうしてもご飯が食べたいんだよ。 だから、このスマホのアラームが鳴ったら帰ろうね」

すると息子は、しぶしぶながらも「うん」と頷いてくれました。 「よし、これで解決!」…と思ったのですが。

現実はそう甘くありませんでした(笑)。


SBM実践②:約束破り&ギャン泣き!その時、親の心は?

ピピピピ!⏰ アラームが鳴りました。しかし、息子は帰ろうとしません。 「帰るよ」と言って抱き上げると…

「ギャアアアアアア!!!」

公園中に響き渡る絶叫。体全体を使っての抵抗。 ここでカッとなって、「約束したでしょ!」と怒鳴りたくなるのが普通です。

でも、私はここで【モード① 親の内面】のスイッチを入れました。 深呼吸をして、「これは彼なりのSOSだ」「眠くてお腹が減って、自分でもコントロールできないんだ」と冷静に受け止めたのです。

怒鳴っても状況は悪化するだけ。私は落ち着いて、暴れる息子と向き合いました。


SBM実践③:涙と鼻水の顔に見えた「信頼」

私は、暴れる息子にこう語りかけました。 ここで使ったのが、【モード③ 共感】の技術です。

遊びたかったんだね。遊ぶのが楽しかったんだね。

まずは、彼の「帰りたくない」という気持ちを全力で肯定しました。否定せずに、代弁したのです。

そして、続けました。 「でもさ、いま、〇〇くんも遊んで疲れているし、パパもお腹が減ってきたから、いったん帰ってご飯食べて、また遊ぼう」

私の要求(帰りたい)を伝えるのは、彼の気持ちを受け止めた「後」です。

すると、どうでしょう。 息子の顔は、涙と鼻水とよだれでベロベロになっていました。 でも、私の目をじっと見て、小さく、でもしっかりと…

顔を縦に振ってくれたのです。

スマートな帰り際ではありませんでした。周りから見れば「大変そうだな」と思われたかもしれません。 でも、私にとっては「息子と心が通じた」と思える、とても温かい瞬間でした。


【今回の振り返り】もし、タイムマシンで戻れるなら?(KPT)

さて、結果オーライで終わった今回の公園事件ですが、SBMの視点で冷静に振り返ると、「もっとこうしておけば、あんなにギャン泣きさせずに済んだかも…」という反省点が見えてきました。

次回の平和な休日のために、私の「ひとり反省会(KPT)」を共有します。

PROBLEM(反省点):私の「空腹」が最大のエラー原因だった

今回、私がイライラしかけた最大の原因は、単純に「私自身がお腹が減っていたこと」でした。 SBM【モード①】では「親のコンディションを整える」ことが最優先とされています。それなのに、子どもの準備ばかりに気を取られ、自分のケアを怠っていました。 私が空腹でなければ、もう少し余裕を持って「あとちょっとだけね」と言えたかもしれません。

TRY(次回の改善策):親の「おやつ」も持参する!

次回からは、子どものおやつだけでなく、「親用の隠しおにぎり(またはエネルギーバー)」を必ず持参します! 親の血糖値が安定していれば、子どものイヤイヤも笑顔で受け流せるはず。これも立派な【モード② 環境設計】です。

TRY(次回の改善策):アラームの前に「予告」を入れる

いきなり「ピピピ!はい終わり!」は、大人でも嫌ですよね。 「あと10分だよ」「あと5分だよ」と、心の準備をする時間(バッファ)を作ってからアラームをセットするべきでした。次はスモールステップで予告してみます。

こうして「失敗」をデータとして蓄積し、次の「作戦」を練る。 これこそが、SBM流の子育てアップデートです!


まとめ:完璧じゃなくていい。修正しながら進もう。

今回の出来事で、改めてSBMの力を実感しました。

  1. 親が落ち着いていること(モード①)
  2. 子どもの気持ちをまず受け止めること(モード③)

この2つさえあれば、たとえギャン泣きされても、最後には信頼関係で結ばれた解決ができます。そして、うまくいかなかった部分は、また次に修正すればいいんです。

「言うことを聞かせる」のがゴールではありません。 「あなたの気持ちは分かっているよ」と伝え続けることが、子どもの心の安全基地を作るのです。

皆さんも、もし公園で途方に暮れることがあったら、まずは深呼吸して、「帰りたくないよね、楽しかったもんね」と声をかけてみてください。 ベロベロの泣き顔の向こうに、きっと頷いてくれる瞬間が待っていますよ🐙💕


次回予告:使い方次第で「毒」にも「薬」にもなる?タルムードが教える「言葉の力」

今回の公園での出来事、最後に息子と心が通じ合えたのは、私が「言葉」の選び方を変えたからでした。

もしあの時、「いい加減にしなさい!」と言葉のナイフを投げていたら、結果は最悪だったでしょう。 逆に、「遊びたかったね」という共感の言葉は、魔法のように息子の心を溶かしました。

次回は、そんな「言葉の持つ恐ろしさと、素晴らしさ」について深く考えさせられる、タルムードの小話をご紹介します。

子どもが自分でやろうとしている時、つい口や手を出してしまっていませんか? 「早くしなさい」と言わずに待つことは、実は「あなたの力を信じているよ」という最強のメッセージになります。

次回は、AI時代に自走する子を育てるための、SBM流「待つ」技術についてお話しします。 親の忍耐力が試される(笑)テーマですが、効果は絶大です!お楽しみに!

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