
こんにちは、たこさん先生です!🐙✨
SBM(セキュア・ベース・メソッド)応用編、ここまで「失敗を恐れない心(レジリエンス)」「自ら問いを立てる力」についてお話ししてきました。
これらは全て、変化の激しいAI時代を生き抜くための目に見えない「武器」です。
さて、応用編第3回のテーマは、これまた親御さんからの疑問が非常に多い、でもちょっと聞きにくい…「お金の教育」についてです。
「キャッシュレス時代、お金のありがたみをどう教える?」 「お小遣いはいつから?いくらあげるのが正解?」 「将来、この子はお金に困らないだろうか…」
そんな不安、ありますよね。
特に、私のような会社員家庭で育つと、「一生懸命勉強して、良い大学に入って、安定した大企業に入れば一生安泰」というルートを「正解」だと刷り込まれがちです。
しかし、AIが台頭し、終身雇用も崩れつつある今、その「正解」はもはや通用しなくなっています。
「会社から給与をもらう」という受け身の姿勢だけでは、これからの時代を生き抜くのは難しいかもしれません。
今回は、SBMの視点を取り入れた、AI時代の新しい「お金の教育」について一緒に考えていきましょう!
AI時代のお金教育は、「労働の対価」から「価値の対価」へ
これまでの多くのお金の教育は、「我慢して働いた対価としてお金がもらえる(=給与)」という考え方が中心でした。お手伝いをしたら100円、というのもこの発想ですね。
もちろん労働は尊いですが、これからの時代、単純な労働はどんどんAIやロボットに代替されていきます。

では、人間にしかできないことは何か? それは、前回の記事でも触れた「問いを立てる力」などを駆使して、「誰かを喜ばせる」「誰かの課題を解決する」という新しい「価値」を生み出すことです。
これからの時代のお金教育は、「我慢料」としてのお金ではなく、「自分が生み出した『価値』の対価」としてお金を受け取る感覚を育てる必要があるのです。
SBM視点:お金に振り回されない「心の土台」とは?
「価値を生み出すなんて、難しそう…」と思われるかもしれません。
ここで重要になるのが、やはりSBM(安全基地)なんです。
なぜ、多くの大人がお金に不安を感じたり、お金のためにやりたくない仕事を続けたりするのでしょうか?
それは、心のどこかで「稼いでいる金額=自分の人間の価値」だと錯覚してしまっているからです。
「お金がない自分は価値がない」「稼げない自分は愛されない」という不安が根底にあると、お金に対して臆病になったり、逆に執着しすぎたりして、健全なリスクテイクや新しい挑戦ができなくなります。
だからこそ、子どもにはまずSBMで「何があっても、どんな自分でも愛されている」という絶対的な安心感(安全基地)を育てることが不可欠なのです。
「お金があってもなくても、あなたの価値は変わらないよ」
この土台があって初めて、子どもはお金を「自分の価値を測るモノサシ」ではなく、「誰かを幸せにするための道具」「夢を叶えるためのチケット」として、健康的に捉えられるようになります。
今日から家庭でできる!「価値」に目を向ける会話術
では、家庭で具体的に何ができるでしょうか? いきなり起業体験!なんて大掛かりなことをしなくても大丈夫。日々の会話の「視点」を少し変えるだけでいいんです。
ポイント:「いくら?」ではなく「どんな価値がある?」と話す
私たちは買い物をする時、つい「これ高いね」「安いね」と「金額」の話ばかりしがちです。これを、そのモノやサービスが持つ「価値」の話に変えてみましょう。
- レストランで:「このハンバーグ美味しいね!シェフが一生懸命作ってくれたおかげで、みんな笑顔になったね。だから1500円払う価値があるんだね」
- おもちゃ売り場で:「このゲーム、すごく面白そうだね!これを作った人は、どうやったらみんなが楽しめるか、すごく考えたんだろうね」
- 親の仕事について:「パパ(ママ)は会社で、困っているお客さんを助けるシステムを作っているんだよ。それが誰かの役に立っているから、ありがとうの代わりにお給料をもらっているんだ」
このように、「お金の向こう側には、誰かの『仕事』や『想い』という価値がある」ということを日常的に伝えるのです。
すると子どもは、「自分も誰かを喜ばせて、その対価としてお金をもらいたい!」という健全な意欲を持つようになります。
親自身の「マネーブロック」に気づいていますか?

いかがでしたか? 「お金教育=節約や貯金」というイメージが変わったのではないでしょうか。
でも、もしあなたがこの記事を読んで、
「お金の話を子どもにするのは抵抗がある…」 「将来のお金の不安が強すぎて、どうしてもネガティブなことばかり言ってしまう…」
と感じるなら、それはあなた自身の心の中に、お金に対する根深い「信念(思い込み)」や「不安(マネーブロック)」があるからかもしれません。
▶なぜ「言葉」が子どもの未来を創るのか?親の信念が現実を変える!
親自身がお金に対してネガティブな感情を持っていると、それは必ず子どもに伝染します。
子どもにお金の健全な価値観を伝えたいなら、まずは親であるあなたが、自分のお金に対する信念を見つめ直し、不安を手放すことが先決です。
たこさん先生のワークブックは、怒りだけでなく、こうした「お金に対する不安」や「自分を縛る信念」の根本原因を見つけるのにも役立ちます。親の心が整うことが、最高の金銭教育になりますよ。
次回予告:きょうだい喧嘩、どう介入する?SBM流仲裁術(仮)

次回は、SBM応用編の第4弾! これまた日常の悩みの種、「きょうだい喧嘩」についてです。
「上の子ばっかり我慢させてない?」「どこまで介入すべき?」 毎日の騒音にイライラしてしまう親御さん必見! SBM(安全基地)の視点を使った、子どもたちの心を傷つけない「仲裁術」についてお話しします。お楽しみに!

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