【SBM応用編①】「失敗」は怖くない!子どもの「折れない心(レジリエンス)」を育てる魔法の声かけ術

こんにちは、たこさん先生です!🐙✨

前回の記事でSBM(セキュア・ベース・メソッド)の基礎講座は一区切り。これまで「親の心の整え方」「環境づくり」「共感の聴き方」を通して、ご家庭を「心の安全基地」にするための土台作りをお話ししてきました。

さあ、ここからは、その安全基地という頑丈な土台の上で、お子さんが未来に向かって羽ばたくための力をどう育てていくか、より実践的な「応用編」に入っていきます!

記念すべき応用編第1回目のテーマは、これからの変化の激しい時代(AI時代)を生き抜くために絶対に欠かせない力、「レジリエンス(折れない心)」についてです。

お子さんが何かに挑戦して失敗した時、あなたはどう声をかけていますか?

「ほら見たことか!」「だから言ったでしょ」 つい、そんな言葉が出てしまっていませんか?

実は、失敗した直後の親のたった一言が、子どもの「挑戦する勇気」を奪うか、「失敗をバネにする力」を育てるかの分かれ道になるんです。

今日は、失敗を「宝物」に変える、魔法の声かけ術を一緒に学んでいきましょう!


AI時代に必須!「レジリエンス(回復力)」とは?

これからの社会は、AIの進化などにより、今まで以上に変化が激しく、「正解のない時代」になります。そんな時代を生き抜くために必要なのは、失敗しないことではありません。

失敗しても、困難にぶつかっても、そこから学び、何度でも立ち上がる力。 それが「レジリエンス(精神的回復力)」です。

レジリエンスが高い子は、失敗を「ダメなこと」ではなく「成長のチャンス」と捉えることができます。だから、未知のことにも恐れずに挑戦し、自ら道を切り拓いていけるのです。

この「折れない心」を育てるために最も重要なのが、失敗した時に帰れる「安全基地(家庭)」と、そこでの親の声かけなのです。


やってない?子どもの勇気をくじく「NG声かけ」3選

まずは、ついつい言ってしまいがちな、レジリエンスを下げてしまうNGワードを見てみましょう。心当たり、ありませんか?

NG①:「だから言ったでしょ!」「ほら見たことか」

失敗して一番落ち込んでいるのは子ども自身です。そこに追い打ちをかけるような言葉は、「自分はダメなんだ」「挑戦なんてしなきゃよかった」という自己否定感を植え付けてしまいます。

NG②:「もうやらなくていいよ」「ママ(パパ)がやるから」

失敗を見るのが辛くて、親が先回りして問題を解決したり、挑戦自体をやめさせてしまうパターンです。これは「あなたには無理だ」というメッセージになり、子どもの自信と成長の機会を奪ってしまいます。

NG③:「なんで失敗したの!?」と問い詰める

原因を追求するのは大切ですが、感情的に「なんで!?」と責められると、子どもは萎縮して言い訳ばかり考えるようになり、失敗から学ぶことができなくなります。


失敗を「宝物」に変える!魔法の「OK声かけ」3ステップ

では、どう声をかければいいのでしょうか? ポイントは、「結果」ではなく「過程(プロセス)」と「感情」に寄り添うことです。

ステップ①:まずは感情を受け止める(共感)

失敗して悔しい、悲しい、恥ずかしい…。まずはその気持ちに共感します。

  • 「一生懸命やったのに、うまくいかなくて悔しかったね。」
  • 「失敗して悲しかったね。大丈夫、ここにいるよ。」

安全基地で感情を吐き出せた子どもは、安心して次のステップへ進めます。

ステップ②:挑戦した「過程」を認める

結果がどうであれ、挑戦したこと自体が素晴らしいことです。そのプロセスを具体的に褒めましょう。

  • 「最後まで諦めずに挑戦したのがすごいよ!
  • 「〇〇のところ、すごく工夫していたね。」

「挑戦することに価値がある」と知った子どもは、失敗を恐れなくなります。

ステップ③:未来に目を向ける「魔法の質問」

最後に、失敗を学びに変えるための質問をします。

  • 次はどうしたらうまくいきそうかな?」
  • 「この失敗から、どんなことが分かった?

「なんで?」と過去を責めるのではなく、「次は?」と未来志向で問いかけることで、子どもは自ら考え、次の作戦を立て始めます。これがレジリエンスの源です。


「失敗OK!」と言える親になるために

いかがでしたか? 「失敗しても大丈夫」「挑戦したことがすごい」と、心から子どもに言ってあげたいですよね。

でも、もしあなたが、子どもの失敗を見ると過度にイライラしたり、不安になったりしてしまうなら。

それは、あなた自身の心の中に「失敗は許されない」「完璧でなければ愛されない」という、あなた自身の「心のクセ(信念)」が隠れているからかもしれません。

親自身の心が「失敗OKモード」になっていないと、どんなに良い言葉を知っていても、子どもに心から伝えることはできません。

もし「どうしても子どもの失敗が許せない」と感じるなら、まずはあなた自身の心と向き合い、その信念を緩めてあげる必要があります。

SBMの基礎編でお話しした「自分を許すこと」が、ここでも大切になってくるんです。

▶もう「感情的に怒らない親」になる!怒りの裏に隠れた『本当の気持ち』の見つけ方はこちら

たこさん先生のワークブックでは、そんなあなたの心の奥にある「信念」を見つけ、書き換えるワークも用意しています。

親がまず、失敗を恐れない姿を見せること。それが、子どもへの一番の教育になりますよ。


次回予告:AI時代を生き抜く「問いを立てる力」

次回は、SBM応用編の第2弾! AIには絶対にできない、人間ならではの最強の武器「問いを立てる力(クリティカル・シンキング)」を、家庭で楽しく育てる方法についてお話しします。

いつもの食卓が、思考力を鍛える教室に変わるかも!? どうぞお楽しみに!

スーパーで寝転ぶ、激しいイヤイヤ…親をお手上げにする「困った行動」の裏にある、子どもからの切実なSOSとは?はこちら

▶ 「もう最悪!」が口癖になっていませんか?タルムード『あるラバイの災難』が教える、不幸を希望に変える思考法。

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