【SBM応用編⑥】AI時代に必須!「自走する子」は「待てる親」から育つ。SBM流「口チャック」の魔法

[たこさん先生のイラスト:口の前で指をクロスして「ミッフィー(口チャック)」のポーズをし、いたずらっぽくウィンクしているたこさん先生。]

こんにちは、たこさん先生です!🐙✨

前回の記事では、タルムード『ライオンのミルク』を通して、「言葉の選び方(毒と薬)」についてお話ししました。 言葉を変えるだけで、子どもの自己肯定感がガラリと変わる…というお話でしたね。

さて、今日はその「言葉」のさらに上を行く、SBMにおける最強の(そして最難関の)スキルについてお話しします。

それは、**「沈黙(待つこと)」**です。

「えっ、何も言わないの?」 そうです。実は、これからのAI時代に活躍する「自分で考え、動ける子」を育てるためには、親の**「口チャック力」**がカギを握っているのです。

今回は、親の忍耐力が試される(笑)、SBM流「待つ技術」について深掘りしていきましょう!


1. なぜ、AI時代に「待つ」ことが必要なのか?

みなさんは、子どもが靴を履くのに手こずっている時、ついこんな風に手や口を出していませんか?

  • 「ほら、貸して!ママがやるから!」
  • 「右と左が逆だよ!早く直して!」

忙しい朝、ついやってしまいますよね(私もよくやります…🐙💦)。

[たこさん先生のイラスト:玄関で子どもが靴を履くのに手間取っているのを見て、つい手を出そうとしてしまう親御さんと、その横で「あわわ、ストップ!」と慌てて止めているたこさん先生。]

これが「効率」を求める場面なら正解です。でも、「子どもの成長」という視点で見ると、これは**「考えるチャンス」を奪っている**ことになるのです。

AIが答えをくれる時代だからこそ

これからの時代、答えを知りたければAI(チャットGPTなど)が瞬時に教えてくれます。 そんな時代に人間に求められるのは、「正解を知っていること」ではなく、**「正解のない問いに対して、試行錯誤しながら自分なりの答えを見つける力」**です。

親が先回りして「ああしなさい」「こうすればいいよ」と答えを与え続けていると、子どもは**「困ったら誰かが答えをくれる」という待ちの姿勢(指示待ち人間)**になってしまいます。

逆に、親がグッとこらえて「待つ」ことができれば、子どもは 「あれ?うまくいかないな」 「こうしたらどうかな?」 と、脳みそに汗をかいて試行錯誤を始めます。このプロセスこそが、自走力を育てるのです。


2. SBM流「待つ」とは=「信頼のメッセージ」

SBM(セキュア・ベース・メソッド)において、「待つこと」は単なる放置ではありません。 これは、**【モード①:信念(Belief)】**の実践そのものです。

[たこさん先生のイラスト:積み木やパズルに悩んでいる子どもを、手を出さずに少し離れたところから、腕を組んで温かい笑顔で見守っている親御さん。その横でたこさん先生も一緒に「うんうん、君ならできる」と頷いている。]

親が手を出さずに待っている時、子どもの潜在意識には、言葉以上の強烈なメッセージが届いています。

「パパ(ママ)は、あなたが自分で解決できると信じているよ」 「失敗しても大丈夫。ここで見守っているよ」

この**「信頼の眼差し」**こそが、子どもの安全基地(心の土台)を強固にし、「やってみよう!」という勇気を引き出すのです。

逆に、すぐに手を出してしまうことは、 「あなたには無理よ(だから私がやるの)」 という、**「不信のメッセージ」**を無意識に送っていることになってしまいます。怖いですよね…。


3. 親の忍耐力を鍛える!SBM流「口チャック」の3ステップ

とはいえ、「待つ」のはめちゃくちゃ苦しいです! 子どもは要領が悪いし、危なっかしいし、時間はかかるし…。見ていてイライラするのは当然です。

そこで、親の心を整えながら賢く待つための**「3つのステップ」**をご紹介します。

① 「6秒」数えて深呼吸(アンガーマネジメント)

「あーもう!早くして!」と言いたくなったら、まずは口を閉じて心の中で6秒数えます。 人間の怒りや衝動のピークは6秒と言われています。この6秒間、深呼吸をすることで、反射的に「毒の言葉」が出るのを防げます。

[たこさん先生のイラスト:イライラして噴火しそうな親御さんの頭の上で、たこさん先生がストップウォッチを持って「あと6秒深呼吸~」とカウントダウンし、クールダウンさせているユーモラスな図。]

② 「実況中継」に切り替える

「指示」の代わりに「事実」だけを伝えます。 ❌「ほら、ボタンかけ違えてるよ!」(指摘・指示) ⭕️「お、ボタンに挑戦してるね」「一番上が空いてるね」(事実の描写)

これなら、答えを教えすぎずに、子どもの気づきを促せます。

③ 失敗を「データ」と捉える

子どもが牛乳をこぼしそう…ああ、こぼした! ここで「ほら言ったこっちゃない!」と言う代わりに、こう考えましょう。 「おっ、こぼした。『コップを端に置くと落ちる』という物理法則を学んだな」

失敗は「ダメなこと」ではなく、AI時代に必要な**「貴重な学習データ」**です。 親が失敗を許容できれば、子どもは恐れずに挑戦し続けられます。


まとめ:親の「我慢」が、子どもの「翼」になる

「待つ」ことは、何かをしてあげることよりも、ずっと難しい愛情表現です。 それは、親自身が「自分の不安」や「効率重視」の心と戦わなければならないからです。

でも、あなたがグッとこらえて飲み込んだその一言が、子どもの**「自分でできた!」という自信に変わり、未来を切り拓く「翼」**になります。

今日から1日1回でいいので、 「言いたいことをグッとこらえて、ニコニコ見守る(口チャック)」 を試してみてください。

子どもが自分で靴を履けた時の、あの誇らしげな顔。 それが見られたら、あなたの「待ち」は大成功です!🐙💕

[たこさん先生のイラスト:自分で靴を履けた(または何かができた)子どもが「できた!」と得意げな顔をしていて、それを親御さんとたこさん先生が「すごい!待っててよかった!」と拍手して喜んでいる感動のシーン。]


次回予告: 次回は、子どもの自己肯定感をさらに高める**「結果ではなくプロセスを褒める技術(モード②)」**について解説します。 「すごいね!」だけじゃダメ? 具体的な褒めフレーズ集もお届けしますので、お楽しみに!

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